SMの本質的な意味をちゃんと分かりたい人向けの総合解説書(の目次)

もくじ

SMの世界を表現するには?

Q. 〇〇について説明してください

Aさん)赤くて、ちょっと固くて、表面はつるつるしてるものです

Bさん)甘酸っぱくて、健康にいいもの…かなぁ

この二人、実は全く同じ「りんご」を思い浮かべていますが、その表現は全然違っています。
りんごの特徴を抜き出して、自分にとって大切な要素をまず伝えています。

SMの説明も似たようなところがあって、実質的に同じ意味でも、かなり別々の要素が強調されていたり、全く触れられない要素があったりします。この「要素」を網羅的に紹介することはできないものか…?

当サイトでは、そんな発想を元に

・難しい話にならないように
・具体的なイメージがわくように
・誰にでも伝わって、参考にしてもらえるように

という点に気を付け、SMの世界を理解するための手引きとして作成されました。

本記事では各記事に割り付けられた要素を改めて紹介します。
ここから全体を見通して、理解の助けになればいいなと思います。

初心忘るべからず…はじめてのSM

まずは軽めの導入記事の紹介です。
なぜSMの意味なんてものを説明しようとし始めたのか?について書いてあります。


もう既にSMしている人も、まだSMしたことのない時代があったはずで、一番最初おっかなびっくり…だったと思います。(もちろん、僕も含めて)

そもそも

「自分ってMなんだろうか?」
「Mな気はするけど、SMなんて自分にできるんだろうか?」

みたいな微妙な疑問に対する説明を、自分でしちゃおう…と思ったのがすべての始まり。
ここから各記事に話が発展していきます。

SMを表現する要素

導入が済んだところで、言葉の仮置きをします。

この記事では、SM的な趣向を表す言葉として
・SMは被虐、加虐
・D/sは強制と服従
・主従関係、恋愛的なもの
があるよ、という話をしています。
一般的には、この 3つをひっくるめて「SM」と表現されることが殆どでしょう。

次は、何がSMで、何がSMじゃないの?どこに線引きがあるの?というシンプルな疑問がわいてきます。


上記の記事ではその解説をしていて
・同意の上で、権利、尊厳を侵害すること
がSMであるとしています。これは、SMだろうが、D/sだろうが、主従関係だろうが、どのように意味が揺れても通じる定義になっています。

その人の好みを表現する要素

次は、Mさんの性癖の分解です。

先のD/sの話に加え、よくよく議論が分かれれる
・エッチ(挿入)なことも含めてSM
・SMはエッチ(挿入)とは別なんだよ!

という話題をうまく取り込むには…と悩んだ末の提案です。

また、少し別の観点から切り取った「タイプ診断」もあります。

他の話とは若干毛色が違います。
こちらは「動機」にフォーカスした話で、プレイの好き嫌いではなく、人間の性質を元にした新しいタイプの分類です。脳神経的な話でもあり、別カテゴリ病理編への布石でもあります。

ちなみに、S編が登場する予定は…今のところありません(笑)

恋愛との切り分けと、共存の要素

SMによく出てくるワードのうち、精神的な側面を扱ったものは以下です。


SMの中でも意味の揺れが一番激しい「精神的な」拠り所の話。どうしても抽象的になってしまいますが、理想論では手引きになりません。そこで「現実的にはどうなの?」という観点をかなり意識しながら書き進めました。

男女のお付き合いでは「いかに仲良く続けていくか」がメインテーマなのに対し、SMではそういう観点が強引に「主従関係だから」という単語で片付けられてしまうのが何かリアリティ無いよな…と思って書いたものです。(現実的には、永遠に一緒のはずのご主人様とお別れする事例は多い)
この記事ではSMとして語れるものの輪郭ギリギリまで広がったみた後、SMサイトにあるまじき結論に着地しています(笑)

でも、結局のところ、SMというのは手段にすぎません。

一組のカップルとしての視点で見た場合、矛盾の無いように解釈すれば、実際こうなるんじゃないでしょうか?

病み要素

上記までの記事は「SとMが末永く、仲良くやるには?」という観点でまとめられています。対象とする読者は
・SMプレイそのものに興味がある人(性的好奇心がベースの人)
・SMの中にある上下関係に憧れている人(依存的な面のある人)
あたりで、基本的には相手を信頼し、拠り所としても頼りたい…という当たり前の心理がそこにあることでしょう。

一方、そういう要素は求めていないMさんたちが居ることも認識しています。

こちらの記事では対象読者を完全に切り替え

・相手に精神的な拠り所を求めてるわけではない人で、自分の中の問題に対処するためにSMしている人
・自分の中の問題を気にせず、ただただ欲望のおもむくままに、しかも欲望自体がアブノーマルな人

といった、相手との関係性ではない、個人の内面をメインに据えています。
この記事は独立カテゴリ「病理編」の導入記事ともなります。

みんな違って、みんないい

勘違いしてほしくないのは、厳密であることを求めているわけではない…ということです。
記事群で紹介した「要素」は、実際にはいろんな強さ、いろんな角度から混ざり合って個人を形成しています。
比較的明快な軸の話にしたって、自分はここだ!とはっきり言える人は少ないでしょう。
単純に、その時の気分でも変わってくるはずです。

だから、別にそれでいいと思います。

ときどき
「ハルトさんは、かなりカッチリ考える人で、相手にもそういう事が求められるのではと思っていた」
とMさんから言われることがありますが、全然そんなことはありません。

僕自身、どこに自分が当てはまるのか未だに分かっていなかったりしますし、Mさんを分類したり、何かの型にあてはめたいと望んでいるわけではないんです。

ただ、今まで知らなかったことを知ったり、新しい考え方に触れることで、多少なりともMさんたちの気持ちの整理に役立ったらいいな…と思って書いているだけです。

人は、複雑に混ざり合った色で個性になっています。

虹が紫から赤まで連続しているように、赤い人、青い人がいて、その中間もいます。
そして、少し混ざりあったら、すぐに違う色になります。

そんな曖昧さを楽しむことも僕は大好きです。
ただ、考えるうえでは赤色、青色の意味を分けておくことも意味があるんじゃないかな、と思っています。

読者のみなさんへのお願い

もし、これらのお話を読んで共感いただけたら、気軽にリンクや、SNSで呟いたりしちゃってください!参照されることが、書かれた記事にとっては何より嬉しいことですから。

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