脳イキって何？
皆さんは「脳イキ」という言葉を聞いたことがありますか？
脳イキとは、絶頂感を性器への刺激なしで得ることを言います。
そんなこと有り得るの？と思うかもしれませんが、実際に体験したという人は数多くいます。
実は僕も「脳イキ調教」に成功したことがあります。
しかも、たまたま一人…というわけでもなく、何人かがこの状態まで辿り着いたのを見て、やっと「あっ、本当なんだ」と信じるに至りました。
脳イキは、実際のところ科学的な根拠もあったりします。
本記事で紐解いてみましょう。
脳イキの正体は催眠
最初に正体を言ってしまえば、脳イキは催眠の一種です。
催眠術は聞いたことがありますよね。まるで眠っているような状態にして、施術者の言葉のままに動かされる状態です。
とてつもなく怪しい手法ですが、実際のところ、催眠術自体かかりやすい人とかかりにくい人がおり、かかりやすい人はテクニック次第で割と簡単に脳イキまで到達してしまいます。
かかりやすい人、は生まれ持った素質のようなものがあります。もちろん、誰でも出来るくらいに簡単にかかってしまうわけではないですし（そんなだったら日常で困ってしまいますよね）本人がかからんぞ！と思っている場合はかかりません。
催眠は、少なくともかけられる側の協力が必要です。
逆にかかりにくい人の場合、相当うまく、時間をかけて誘導しないとかかりません。なので、実質的には「どうやっても催眠にかからない」人というのは居ます。
この辺の仮定をすっ飛ばして、時間もとれるし誘導もうまくいくという前提で考えれば、かかりにくい人もかかります。
催眠は誰でもかかります！という決まり文句は、上記のような背景から生まれてきます。
脳イキ催眠にかかりやすい人はどれくらい？
さて、この「かかりやすい資質」を持った人、実際にはどれくらいいるんでしょうか？
僕の経験談を元に考えれば、ノーマルの人で10人に1人、Mさんの場合は10人に3～5人くらいは「かかりやすい側」です。
この差は主に気質にあり、Mさんの性格的統計を取った記事(下記参照）では「依存的」であるという結果が出ています。
要するに、相手に委ねる傾向があるわけです。
これは「かけられる側の協力」にもつながりやすく、結果として脳イキまで到達することが多くなっています。
脳イキって何なの？
色々な意味がありますが、まずは冒頭で上げた「性器に触れずに絶頂する」ことが定義の一つと言えるでしょう。
上級者になると、特定のキーワードや、指パッチンなど（催眠系AVでよく見る映像です）で達してしまう事があります。
中間的なものでは、例えば手のひらなどの性的快楽と関係ない部分を触れられてイク、と言ったバリエーションが考えられます。
ポイントの一つは、今までイッたことのない人はいくらやっても絶頂することはありません。
これは催眠が脳の記憶を利用した技術である点に由来します。
脳イキ希望だけどまだイッたことがない…という方は、まずは性感開発が必要でしょう。
この場合でも、感度を上げるエロ催眠自体は可能です。
脳イキ催眠、自分はかかりやすい側なの？
かかりやすい人というのは、リラックスしていることと、体の感覚が敏感である場合が多いようです。
後者の「体の感覚」は最初眠っていることも多いですが、後から鍛えることもできます。
必要なのは、きっかけと適性です。
また、自分の感覚がどの程度なのかを知ることもできます。
これはわりあいすぐに確かめられます。
自分の手の甲を、もう片方の手で強く叩いてみましょう。
パチン！と音が鳴り、打った瞬間は鋭い痛みがあります。
ここからが重要です。
そのまま、ひりひりとした余韻を覚えて、出来るだけ長く味わってみてください。
手の甲の感覚に集中するんです。
出来るだけ一人の、邪魔が入らないときに試しましょう。
よく分からないときは、もう一度やってみても構いません。
痛すぎる場合は手のひらでも大丈夫です。
皮膚の表面が敏感になり、熱いような冷たいような、独特なひりつきは何秒くらいで消え去ってしまうでしょうか？
時間を計ってみると、自分がどちら側なのか分かります。
10秒以下…かなりかかりにくい側です
30秒くらい…かかりにくい側です
60秒以上…かかりやすい側です
脳イキとSM
ちょっとSMに結び付けて話しましょう。
人は追い込まれると頭が真っ白になり、自分の感覚だけに集中するようになります。
うまくスイッチが入れば、ここで「かかりやすい側」に一時的にスイッチできます。
多くの女性が頭を真っ白にするための手段は、最初は快楽責めです。
Mさんの場合や、この手段を言葉責めや痛みに拡張することもできます。
それは、没入感を得るための手段なのです。
よく調教されたMさんは、例えば叩かれてイク、などの状態になることがあります。
これも実は脳イキの一種です。
MさんがSMプレイの最中に陶酔感や幸福感を得るのも、知ってか知らずか「脳イキ催眠」の延長線上に位置しています。
脳イキまとめ
余裕があれば、もう一つ試してほしいことがあります。
冷たい飲み物を用意して、先ほどの「手を叩く」を試した直後に飲んでみてください。
一気に舌の冷たさと味覚に意識が持っていかれ、手の甲のひりつきは
全く感じないか、先ほどよりも感じづらかったのではないでしょうか。
こんな風に、同時にたくさんの感覚が入ってくると、どれに一番強く反応するかは人によって変わってきます。
大切なのは、自分の内側が何を選ぶかなのです。
一つ集中できるものがあれば、そのまま他の感覚もブーストされます。
痛みの例でいえば、ひりつきを強く感じられるあなたは、皮膚感覚自体がそれくらい敏感になれるし、その感覚を頭でダイレクトに受け取れる人なのです。
脳イキのように、全く触れないとか、性感帯と全然関係ない場所を触れられても絶頂してしまう状態を想像してみてください。
その、全身の感度が上がりきったままエッチをしたら…
気持ちよさは、想像できますよね。
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特に誰にも言えなかった秘密の性癖がある人は、それが叶った瞬間がチャンスになります。
脳イキの正体、何となく見えてきたでしょうか？
叩いてみて何秒くらいだったのか、皆さんぜひ、コメントやリツイートで教えてくださいね。
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