SM調教体験をした女性からの感想集

当サイトでは体験を募集しており、体験女性からは良い印象を持っていただいているようです。
この記事では、体験後に皆様から頂いた感想をまとめています。

花菜(20)学生 からのSM調教体験の感想

調教願望のあるM女 花菜(20) 学生
男に溺れ続けること等身大の自分とは何だろう?少女の頃に憧れた華やかな恋も、温かい愛情も、20歳になるこ...

私、こんな感じだったんだなぁって…たくさんの言葉で表現してもらえて、ご主人様に会うまでの自分と、会ってからの自分の違いがよくわかりました。最初から、薄々は私が、どうしようもない変態でマゾで、奴隷なんだってことも自覚ありました。
ご主人様に出会う前にも、お互いが興奮してセックスを到達点とする、プレイとしてのSMはしていましたし。でも、ハルトさんとしたことは、そういうのとは違って…
いつか仰っていた快楽を調整しなくていい、という表現が的確なんですけども、
今までは、自分で自分をコントロールしてたんです。
男性に身を捧げるフリをしながら、どこかで自分は、それを冷めた目で見ていたんです。
ただ、傷ついているなぁという感じ。
そして、楽な方に逃げてました。

奴隷になれて、安心したんです。
何もかもをご主人様に晒して、何も隠さなくていいんだって。
居場所を初めて見つけました、って表現が一番しっくりきます。

逃げたい気持ち自体は、あの時もたくさんあったんですけど、でも逃げないで、本当の望みに向き合えました。

立たされたまま叩かれたことが一番なんというか…思い出深いです。逃げ場がなくて、痛くて辛いのに、床に垂らすほど濡らす自分を自覚できました。
本当は、逃げようと思えば逃げられるんですけど、自分の意思で受け止められたところもよかったなあって思います。性癖を解放できるご主人様と巡り合えて、よかったです。

まだまだ、時間はかかりそうだけれど、前よりも身軽に、自信を持って動けるのかな。孤独感とか寂しさにも、ちゃんと立ち向かえるようになりたいです。奴隷になる前は、自分に自信を持つどころか、興味すらなかったなぁって思います。けど、今は少しだけ持てています。
変わりたい意思を汲んでくれた、ご主人様のおかげだなって思います。

不安で寂しかったある日の夜に、私はご主人様に出会いました。
立ち止まってたら、苦しくなるだけだから、一歩動けばいい。それが後ろ向きでも、動いたことには変わりないから。
言葉にして、口にしないと、何も変わらないって思います。
自分で決めたその選択が、いつか前を向くための選択であるように、生きていくのがいいよって思います。


友里(24)OL からのSM調教体験の感想

ハルトさんに出会う前は、私は性で満たされることはないと思っていました。どれだけ強い痛みを与えられても、どれだけ蔑まれても、相手のことを常に冷静に見下している自分がいて、満足するために足りないものは強い痛みだと思って、ハードなことを追い求めてみたり、いわゆる「ご主人様」の「奴隷」として、徹底的に支配をされてみたり…。
でもどれも私を満足させてくれるものではありませんでした。
きっと私が追い求めているのは、「私の冷静さなんてすべて奪い取って見下してくれる人」、そう思っても、どんな相手が私をそうしてくれるのか、どうしたら私がそう思えるのか、ずっとわからないままでした。

そんなある夜に私はハルトさんのブログに出会いました。
はじめて読んだ時は「綺麗な文章を書く人だな」くらいでした。
綺麗な文章に引き込まれて2カ月位たったころから、どんどん私の心に突き刺さるような記事が増えていって、息ができなくなるくらい苦しくて。
でも記事を読み終わったときには、すごく晴れやかな気持ちになっていて。

そのころから実際にお話ししてみたいなと思うようになり、思い立ってメッセージを送りました。
それからメッセージをやり取りしてみて、ハルトさんなら私を満足させてくれるかもしれない(上から目線でごめんなさい…笑)と感じている自分がいました。
きっかけは色々ありますが、一番は、ハルトさんにはきっと叶わなくて、私がどんなに自分を演じても、すべてを簡単に見透かされて、本来自分があるべき等身大の高さに戻されて、その場所ですら私がハルトさんより、ずっとずっと下なんだって思わせてくれると感じたからだろうな、と思います。

だから実際に体験をしたいかを聞かれたときは、もう何の迷いもなく、調教していただくことを望んでいました。

初めてお会いする前日は緊張が止まらなくて夜も眠れず、遠足前の子どもみたいな状態でした。
でも実際にお会いできてよかったなと、心の底から思います。

はじめてお会いした時の印象は、「かっこよすぎる…」というのが正直な感想です。
ほんとうに1杯の飲み物を飲むのもやっとなくらい、緊張が止まらなかったです。

ホテルに移動してから二人っきりになった瞬間、どうしていいかわからなかった私に、キスとか抱きしめるとか、そんな上辺の優しさを見せずにいてくれたから、逆にすごく安心しました。

プレイについては、一言でいうと、「初めて本当の自分に出会わせてもらえた」、そんな気持ちです。
行為自体初めてのことがそんなにあったわけじゃないと思います。
ただ私が潜在的に望んでいたことを適切な時に、適切な強さで与えてもらえて、それは痛みとか蔑みとか、「ふつーの人」からしたら、きっとマイナスなことだけど、本当にただただ嬉しくて、幸せでいっぱいでした。

一番うれしかったのは、お仕置きって言われた後にどんなに謝っても、どんなにお願いしても、絶対に撤回せずにいてもらえたことです。
私の言ったことなんて関係ないんだって、私の自由なんて何にもないんだって初めて思えて、それがすごく安心できて、やっと頑張らなくてよくなったんだって思えました。

でも実は一番幸せだったのは、全部終わった後にベッドの中で見下してもらったときです…。
視線だけですごく感じていて、あと10秒長かったら確実にいってただろうなと思うくらい、快楽に溺れていました。

ハルトさんに出会って、実際に調教してもらってから私は自分に少しだけ自信がもてるようになれたのかな、と思います。
今まではずっと周りの女の人たちは満足しているのに私はできないという劣等感でいっぱいでしたが、少しは減ったような気がします。

不安や恐怖心があっても、一歩踏み出して良かったなと思います。
私は0.5歩くらいしか踏み出せなかったですけど、残りの0.5歩はハルトさんが手を差し伸べてくれました。進んでみてよかったなと思います。
同じM女性にも、おすすめしたいです。

凛(26)医療系 からのSM調教体験の感想

私、性欲は人並み以上にあってAVや同人誌、性を綴ったブログはよく見るし自分で自分を気持ちよくすることは好きなんです。
でも他者から与えられる快感について拒否してしまう自分がいて
それで今まで彼氏や飼い主さんとすれ違いが起きて別れてもらってきたんです 。
自分を変えたいと思いつつもずっと行動できなくてこの歳まできてしまっていて
そんな時にいつものように姓について書かれたブログを読み回っていたら、すごくしっくりくる記事に出会ったんです (→注*Aの話,未リライト)このお話のAが私のことかと思うほど共通することが多くて いつもだったらそう全部の記事を読むことはないのですが、その日は気がついたら寝る時間も惜しんで他の記事も読んでいました しばらくは暇さえあれば夢中でハルトさんのブログを読む日々が続いていて、そしたらだんだんと気持ちが抑えられなくなってしまって
私も花菜さんみたいに見透かされたいって気持ちが強くなり それでコンタクトをとってみたんです

その結果これは自分を変えるチャンスかなと思えて ダメもとでハルトさんとやり取りをしていたら今まで誰にも言えなかった思いを打ち明けてて
それでこの人なら自分の気持ちに素直なれて快感を感じさせてくれるかもと思えるようになりました
実際にお会いしてみたら覚悟してきていたはずなのにがちがちに固まってしまってごめんなさい
でもそんな私の緊張を時間をかけて優しくほぐしてくれてありがとうございます

プレイの流れもスマートでなんだかエスコートされてるみたいで嬉しかったです
嘔吐させられたい、他者からの刺激で快楽を知りたいってこと以外はお好きにしてくださいって無茶ぶりをしたのに、私の嫌なことは何ひとつされなくて
むしろ私の想像範囲外の好きをたくさん知れて、そして初めて気持ちが満たされたんです

今までは相手に身を任せるのが恐かったけれど、これからは自分から身を任せて素直に快感を味わいたいなって思うことができました でもお会いした後の私は初めて他者からの刺激で気持ちよくなれたことでもっと私を受け入れて欲しいってハルトさんに縋る気持ちが出てしまっていて
人に甘えたい気持ちが強くでてダメな私になってしまいそうになったのですが、体験して終わりじゃなくてその後もやり取りを続けてくれて
このままじゃいけないなって気づけて自分の気持ちを持ちなおすことができました
たぶん変にがっついてメッセージを送ってくる人や会ったから終わりって切られてたら、相手に執着や依存してしまっていたんだと思います
だからちゃんと気持ちのアフターケアしてくれたハルトさんと体験できて良かったです

あと私、ずっと自分の体型に劣等感をもっていたんです 家族にはブタと呼ばれ、彼氏達にもコロコロしてるって言われてきたし、パートナーにも肉がついてるから縛りやすいって言われてたし
でもハルトさんはお会いした時も私の体型を褒めてくれて、私の記事でもほっそりとしたと書いてくれて
はじめて私の体型を人に褒めてもらえて嬉しかったです だから少し自信がでて ちょっとだけ頑張ってみようって甘味制限したり筋トレや軽くウォーキングを始めてみました
食べることは好きなので食べないダイエットはしないし、遊びに行った時に食べたいものを我慢するはしないのですが体重はちゃんと減ってそのままキープできて前より疲れにくくなったんです
それで疲れにくくなり余裕ができた分、他のことに目を向けられるようになって 今とっても正のスパイラルできてます♪
その他のこともなんとなく自分で制限をつけて動けなくなってる事がないかなって見返すきっかけになってて
変わるための1歩を踏み出させてくれてほんとにありがとうございました✧*。(ˊᗜˋ*)✧*。

明奈(26)OL からのSM調教体験の感想

先日はありがとうございました。自分でも思っていたより間が空いてしまいました。情けないし反省しています。少し書いてみましたが、何度やっても当たり障りのない文章にしかならなくて、嘘をついているようで全部消してしまいました。
改めて書いている今もうまく書く自信がありません。

自分のことなのに筆が全く進まなかったのは、罪悪感や特定されてしまうのが怖いからではないように思います。
今現在長く付き合っている彼氏がいますが、性的嗜好が合わず、気持ちよくなれず、私からの性的な要求も相手に大きなプレッシャーを与えてしまっているようでここ数年は軽くセックスレスの状態です。

正直、私は性欲が強い自覚があり普段は出会い系のアプリを使って彼氏以外の人とはセックスをしているようなクズ人間です。今回ハルトさんにお声がけしたのに性欲を満たしたいという気持ちももちろんありました。でもそれよりも、どうしたらいいか分からないことを教えてもらって分かりたかったんだと思います。

ハルトさんのブログを見つけたのはちょうど1ヶ月くらい前のことでした。SMに少しの興味があって、例の出会い系で知り合った男性にSM行為を教えてもらえる機会をいただくことになり、自分でも色々調べて行くうちにたどり着いた記憶があります。普段死にたいだとかガツンとした強い感情を持つことはそこまで多くはありませんが、なんとなく生きるのが面倒だな辛いなと感じていて、でもそれは辛いから辛いんだぐらいに考えていましたが、記事を拝見して「分からない」ということ自体を理解して、どうやったら楽になるかが分かるようになるんじゃないかという期待がありました。他の記事も読ませていただき、すぐにメッセージを送った覚えがあります。

それから少し時間が経って前述の出会い系の男性とセックスをしました。楽しかったですし、スッキリした気分になれたし欲しかったものを手に入れられたような気分にもなれました。でも彼氏がいることを言うこともできない嘘つきの自分が気持ちよくなることに申し訳なさを感じました。会う前のやりとりで、相手も私も楽しくセックスしたいですね、としきりに言い合っていたので、水を差すようなことを言わず正解でした。それでも100%楽しいで構成するのが上辺だけな気がして、自分を分かってもらえる機会が訪れない気がして違和感を覚えました。

違和感を覚えたのも数日で、あとは欲求不満の日々です。モヤモヤよりムラムラが勝ってそんな自分も嫌でした。本当に大変失礼な話ですが、その時にハルトさんにまたコンタクトを取り、会っていただけけることになりました。かなり勝手気ままで支離滅裂なメッセージを送ったのを反省しています。

実際お会いするのにあたって清潔感がある人であれば…と言いました。ハルトさんも同じことをおっしゃっていました。もちろんちゃんと清潔感のある方がやってきたのですが、(顔はほとんど見れていません)結構汚いこともしたので、汚いことしたのに清潔感て…wと思い出してちょっと面白くなることの一つです。
基本的にやりとりをしている段階でこれをしますよと前もって言われたら出来ないと言ってしまいそうなことが多かったです。痛かったり苦しかったり我慢をしたり汚かったり。本来であれば避けたいことですが、そういった感情に集中できる時間が欲しかったんだと思います。混線している頭の中を解いてもらう、というより線ごと抜いてどこかに捨ててもらったような気分でした。苦しいのにスッキリしているなんて矛盾しているようですが、気持ちがいいのにモヤモヤした気持ちを思い出すとまさにその反対で、すごくしっくりきました。
セックスじゃなくてどうしたらいいのかを教えてもらったんだと思っています。そう書くと自分のことを正当化しているようでそんな自分が醜くて直視できなくて書けずにいました。たくさん時間がかかってしまって、拙い文章で本当にごめんなさい。ありがとうございました。

澪(25)飲食系 からのSM調教体験の感想

体験を受けたくなったのは、SMをしたい気持ち、体験を通して何か気づきが得られるのではという期待、自分の性癖をもっと知りたい気持ち。そんないくつかの求めるものがあったからだと思います。

もしかしたら何か見つかるかもしれない。そうでなくても、私の知らないSMを体感したい。それだけでも新しい経験は何かの糧になるはずだから。そんな、色々な気持ちや考えがないまぜになっていました。いまいちまとまりがなくて申し訳ないです。

自分のことを自分で決めるのは、元々苦手なんだと思います。
比較的幼い頃から、周りが求めているであろう自分を演じる事に必死でした。 人に八つ当たりするなと教えられれば自分の体に八つ当たりをする幼児でした。 親が辛そうであればなんとか負担を軽くできないか、幼いなりに考えて甘えるのを我慢したり、迷惑をかけない良い子であろうと必死に務めていました。 私が自分の形を自分で保てなくなったのは、そういった積み重ねによるもので、詰まる所は自分のせいだろうなと思います。
人に求められる姿を作って見せていればある程度なんとかなる、そんな安心感もあります。 逆に、何を求められているのかわからないと混乱して、求められていないのではと思い、自分は必要ない、無価値だと思って、その場から自分を消してしまおうとしてしまいます。 私は私のことが全然わかりません。 自分が自分であるという現実にも、自信がありません。 せめて良い子でいたかったのに、それもできなかった。 本当はハルトさんの仰るようにコップに入った良い子の水を捨てられたら良いのでしょう。けれどそれもできない。常に周囲に対してごめんなさいという気持ちでいっぱいです。
体験を受けて、私はいくつか気づけたことがあります。 自分の中身が空っぽであること。 マイナスの気持ちを抑え込む癖があること。 痛い時、辛い時は我慢せず泣いてもいいこと。 こうして文章に起こすと、何だそんなことかと思われるかもしれません。けれど全て、体験前の私にはなかったものです。 叩かれ、叩かれ、痛みで一欠片の余裕も何もかも無くなった時。私はほんの少しだけ、いい子の水を零す事が出来たのかもしれません。
この度は体験させて頂き、本当にありがとうございました。 管理人ハルト様に御礼を申し上げると共に、今後のご活動を応援しております。

美沙(28)講師 からのSM調教体験の感想

1歩踏み出して良かったと思いました。長年ノーマルでもなく、ハードなSMにもピンと来なくて、性的に満足することはほぼありません。過去快感を得られた経験も少なかったと思います。
そもそも自分の性癖を言語化できない。してもらいたいことも良くわからない。いきなり飛んできた分からないのオンパレードを、ハルトさんは優しく解いてくれました。
文章のやり取りだけで不思議な程私を整理してくれて、徐々にシェイプがしっかりしてくるのを実感しました。

でも好奇心と期待だけではプレイまでできないと思っていました。心底認められる男性でなくては。いい様にされるのが気に食わなくて(何様かと)会って確かめたかったんです。肥大した警戒心とは裏腹に、ハルトさんは若く清潔で、穏やかに、時にユーモラスに喋る知的な男性で、私は暫く驚きっぱなしでした。

ホテルに移動してからも私はと言うと緊張していましたがやや高を括っていて、「ヒアリングしたとは言え、初めて会った男性と気持ちよくなれるものか」と思っていました。可笑しい話ですけどそんな高慢な思いでいた癖に、いざ身体を撫でられた時に「どうしよう」と焦りました。ただ服の上から足や身体を触られただけなのに、あんまり気持ちよくて。

そこからはある種責め苦のような快楽で、始終パニックでした。キャパオーバーの快感に自分が無くなっていく気がして怖かったぐらいです。性器を撫でられながら、 浮いたお尻に容赦なく平手打ちが飛んだ時にはお腹の奥から熱が上がってきて身体が震えてしまい、ただセックスを懇願することしかできませんでした。

初対面というのが信じられない程、ハルトさんは女性の色んな体裁を崩すのが上手です。清廉でないといけない自分・求められるイメージ ・社会人としての自分等々。実際にお会いして、この人に身を委ねて良かったと心底感じました。

芽衣(19)学生 からのSM調教体験の感想

今回、ハルトさんとSM体験をし「ここにいていいんだ」と、ズレていた世界に、少しだけピントが合ったように、私にも居場所を感じる時間を過ごすことが出来ました。

体験談の通り、なんとなくこの世界に入ってしまった私は、前のご主人様と主従関係を結ばせて頂いた時、関係に対する不安から、SNSやインターネットを使ってひたすらこの世界に馴染もうとしていました。
最初、ハルトさんに相談した時は実はあまりブログをしっかり読んでませんでした。S側(主)に立つ存在になる方はどのように考えているのか知りたかっただけだから。

結局、私は前のご主人様と関係性の構築は出来ず、相手が求める存在にもなれないまま解消となりました。

『主従関係は二人で作るのものである』
その綺麗に彩られた言葉が溢れる世界で輝く方々を沢山知っていくのと同時に、同じような存在なることは、私には出来ないと考えるようになりました。その綺麗な言葉に隠されている本当の関係性は、その地帯に入っていないと出来ないこと気付いたから。

もしかしたら、関係を解消したのと同時に、この世界から離れてもよかったのかもしれない。
しかし、ハルトさんに連絡を取ったことを思い出し、改めて白いゾーンを覗かせて頂きました。
読み進めて行くと、SNSで輝く人達とは違う観点で書かれた記事。性癖だけでなく、病理という視点からMに結びつけた記事。そしてMの仲間に入ってしまったのにも関わらず、SMの世界に馴染むことができない人がいる白いゾーンの記事に夢中になり、傍から見ればちぐはぐかもしれない切実さに、胸をうたれていました。

再び、ハルトさんとやり取りをし、会うことになった時、私は最初はお話だけのつもりでした。初めて会う人にいきなり体を委ねるなんて考えられないと思っていたから。
そう思っていたはずなのに、ハルトさんと話していくことで、自分が抱えている何かが知りたくなり、このまま体験した方がいいんじゃないかと思うようになっていました。
とは言え、初対面の方とすることに対し、複雑な感情が混じってホテルへ向かうのが正直怖かった。
そんな中、手を繋いでくれたことで少しだけ安心できたのと同時に、ハルトさんとするということへの気持ちが一気に高まり、緊張が止まりませんでした。

「してみたいことはあるか?」と聞いてくれた時、思いのまま答えることができました。
必要として欲しい、認めて欲しい。
そんな思いから出た言葉でした。

性に対する本懐というのは、一人一人が持つ想いによって変わってくると思います。
何も無い私を必要としてくれたことに対する安堵、そして言葉ではなく、体温で伝えてくれた居場所。

出会えてよかった。そう思う日になりました。

真奈(21)学生 からのSM調教体験の感想

SMは自暴自棄の延長線上で、自分を傷つけるのに丁度いいかもと思い興味がありました。私は汚いから、体ごと汚してほしい、汚いまま壊してほしい、という思考です。

ずっと、誰かに受け入れられたい、それでいいよって認めてもらいたい、と思っている自分がいます。
でも、自信がない自分を、晒け出す勇気も持ち合わせていません。

劣等感で苦しくなると得意の自暴自棄で、適当に複数の人とセックスをします。自分を傷つけ汚すことが目的で、終わった後は毎回、自己嫌悪。刹那的に承認欲求を満たし、それと同時に他にも中途半端に自傷行為を行う。そんな、自分でも何をしてるのかわからない手に負えない状態が数年続いていました。

人に言えないことばかりのどうしようもない私ですが、嫌われたくないから嘘だけは年々上手くなり、演じることに毎日必死なんです。世間的には順風満帆、周りの人にも真面目な子として扱われます。
でも本当は、裏と表がちぐはぐで、苦しくて、そしてずっと孤独でした。
自分に焦点をあて深く考えることを放棄して、死にたい、消えたい、とずっと考え、正直、変わりたいなんて思ってもなかったです。
矛盾だらけの自分を曖昧にぼかし、「兎にも角にも全部私が悪いのだ」と雑に自己完結させていました。

ハルトさんは、臆病で動かないでいた私を、手を引いて連れ出してくれました。
ブログにはまるで私のことが書いてあるようで、今まで言語化できなかった部分の言葉と表現を学び、考え方の幅が広がった気がします。
そしてハルトさんとお話しながら、自分の絡まっていた糸が1本1本解けていく感覚でした。

汚い部分を他人に言うのは本当に苦しいし、恥ずかしい。
けどハルトさんに何度も追い詰められて隠せなくて、全部晒したとき、すごくスッキリしました。
誰にも言えなかったありのままを否定せず聞いてもらえること、「それでいいよ」と言ってもらえること、それだけで抱えていたものが軽くなりました。
心の内を見透かされるのが何とも言えない快感で、占い師より占い師だなと思います笑
全部が怖くて、もう関わりたくないと逃げようとしたり、嘘をつこうとしたりしたときも、辛抱強く私を見捨てないでくださったこと、本当に感謝しています。

直接会った日、今までの、出会い系で会う人とは全く違うベクトルで、身を委ねる覚悟を持って、何かが変わるかもという期待と、弱さを引きずり出されそうで、ずっと不安でした。
最初はやっぱり、いい子の仮面を被ってでしかお話できませんでした。
でも話していくうちにハルトさんの空気に呑まれ、そんな仮面を剥がされました。床に座らされて、見下されたとき、なんて自分はちっぽけな存在なんだろう、と嬉しくて幸せな気持ちになりました。
踏まれて、叩かれて、否定も肯定もせずただ「汚い」と蔑まれることで、ずっとまとわりついていた嘘の呪縛から解放される気分でした。
逆らえない、支配される、と意識に植え付けられていく様で、この人の前では裏も表も隠し事もしなくていいのだと、他の人では味わったことのない安心感で満たされました。

悲しくて気持ちいい、が私にとってのセックスでした。でも、卒業できそうな気がする。
痛みが心地いいなんておかしいですが、今は自分を傷つけるためとかではなく、単純にSMという未知にワクワクしています。

今回の出会いや体験で、これまで錆だらけだった歯車が回り出し、変わりたいと思えるようになりました。
自分を大切に、そんな文字にすると簡単なことに1から向かい合う時が来たのかな、と感じています。
今は、これまで自分を蔑ろにしていた分を取り戻すためにちゃんと自分磨きに取り組もう、と覚悟ができたところです。
ふとした瞬間に自暴自棄の波があるので、まだまだ時間はかかりそうですが、できることから始めようと思います。

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