SM ネット上の出会いの教科書 ファーストコンタクト/コミュニケーション編

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SM ネット上の出会いはどんな流れ??

すこし前まで「性癖ベースの出会い」はマニアックなものでしたが、今日ではずいぶんとソフトな印象になっています。その手段も多様化していて、代表的なものを下記の投稿でまとめています。

性癖を共通項として知り合う以上、性癖の話をしまくりたくなるかもしれません。
ですが、やり方を間違えると永遠にカップル成立できません。
(実際に話してみると、ダイレクトすぎる話題はちょっと、引いてしまいます…(汗))

もともと大人同士なので、節度は求められるということです。

とはいえ、いきなり”SMの出会い”なんて言われても正直、よくわかんないよ…
という方のために、SMを共通項として出会う機会が多い管理人ハルが、流れについて解説します。
参考になれば何よりです。

ある程度進展して、いざ当日!という方に向けては当日編↓↓の記事もぜひご覧下さい。

アプローチしよう!

どんな出会いも、動かなければ進展しません。
良さそうな人を見つけたら、まずはアプローチしましょう。
オンラインであればメッセージやいいねが最初のアクションです。

SMだろうとツールが何であろうと、出会いの場は
1.男性が女性にメッセージを送り
2.女性が多数のメッセージの中から選んで返信する。
という構図が一般的です。

そのため男性はいかにメッセージで女性の目に留まるか、そしてやり取りを楽しんでもらえるかがポイントになります

用意するもの

身分証明書。

オンラインで、お金を払って不特定多数とのマッチングを提供するものは出会い系アプリです。
“マッチングアプリ” など軽いイメージの名前のものもありますが、出会い系である以上は身分証明書が必要です。
(女性無料であったとしても同じです)

ですので18歳未満の方は利用不可能です。

プロフを作ろう!

登録が済むといくつかの質問に答えてプロフを作成することでしょう。

中にはいまいちSMなのか、ただのフェチなのかよく分からない性癖もあります。
その他、いくつかよく分からない用語や項目が出てきたときは 気にせず適当に埋めます。

大丈夫、そんなカッチリと用語使い分けてる人なんていませんから…。

SMサイト何年やってても、同じ言葉でも違うものを指してるんだな~と思うことが日常的にあります。

自己紹介には何を書けばよい?

プロフはあなたの魅力を伝えるためのものです。

性癖を盛り盛りにするよりは、普段のあなたについて語るほうが、きっと好印象です。
あなたのライフスタイルや、ちょっとした好みが伝わるように工夫して書きます。
まずは自分の良いところを書ききりましょう。

住んでいる場所は書いた方がマッチしやすくなりますが、詳細に書きすぎるとトラブルに巻き込まれたとき面倒です。
あなたと会うためにどれくらいの移動時間が必要なのか、それとなく分かる程度にしておきましょう。
キャッチコピー的なことを書くのもおすすめです。
面白くて、目に留まるほうがいいねをもらいやすくなります。

性癖のことは何を書けばいい?

性癖の話題もちょっとだけ混ぜこみます。
いっぱい入れてはいけません。
入れすぎると、加減の分からない大人だと思われます

とはいえ、せっかくなので書いて構いません。
興味があったり、やってみたい事柄をつらつらと書きましょう。
同時に、したくないことも書いた方がよいです。
NGを書くことで、好みを把握する補助になります。

そもそもSMの世界は一つ問題があり、それは「同じ単語でも思い浮かべることが違う」ということです。難しい単語に頼らず、好きなこと、嫌なことを平たく書き連ねることで、イメージの共有をしやすくなります。

初心者が書けることがありません…

初心者は背伸びせず、優しいところから始めましょう。自由に書ける部分に初心者であると補足を入れておいてもよいかもしれません。
ゆるいプレイをしたいことと、きついプレイをしたくないこと、を書くのがおすすめです。
言葉の正確さにこだわるより、自分の素直な言葉でかきましょう。
言葉のあいまいさがSMの魅力でもあります。
十人十色に語ってください。

うまくマッチングできない!

話す前から避けられているということなので、まずは身なりから整えましょう。
身なりというのは、アプリやツイッターからすぐに確認できる部分です。
プロフィールが拙かったり、アイコンが奇妙だったり、独りよがりな発言をしている人とは、あまりお近づきになりたくないでしょう。
見える部分を、相手がどう受け止めるか想像しながら、整えていきます。

また、プロフィールに書くべきことは、ありのままの自分です。
個人情報を包み隠さず伝えろ、ということではありません。
欠点を強調しろ、ということでもありません。
自分のいい面を伝えることが大事です。少なかったり、思い浮かばなかったりしても頑張りましょう。
あなたが一生懸命に自分のことを伝えるなら、きっと相手にも伝わります。

マッチングしてよいのか迷う…

SMは単なる性的快楽ではなく、自分自身の事を知る手段の一つです。
自分でも気づかなかった、新しい発見があるかもしれません。

SさんとMさんは、多少性癖のズレがあったとしても良いです。
このズレが新しい発見につながるかもしれないし、相手を思いやる気持ちも生まれます。
100%のマッチングを求めるのもアリですが、そうではなくとも楽しんでやれそうだ、と感じられたら、まずはステップを進めてみましょう。

勧めていく途中で引き返す権利は、SさんとMさんが等しく持っています。
特に、出会う予定の日や、プレイの直前は不安を抱きやすいものです。
その瞬間やめるのもアリです。
でも、せっかくだから一歩進んでみるのもいいかもしれません。

まず第一に、誰もが不安に思うものだということを知っておいてください。
そして、不安で引き返して後悔する人も、不安を封じ込めて失敗する人もいます。
さじ加減は、あなた次第です。
ですが、さじ加減はパートナーと一緒に調整することができます。
まずは何でも話してみましょう。

マッチングしても続かない!

SMの出会いが特殊なのは、性癖を共通話題としてつながる点です。
なので、性癖の話を強調したくなるのですが、ここに最初の落とし穴があります。

普段、性癖の話をする場というのは中々ありません。
SMという特殊なものであればなおさらでしょう。
同じ趣向を持つ仲間がそこにいるだけで、たくさん話したくなってしまうかもしれません。

ですが!
最初からエロ全開では、お相手は引いてしまいます。

リアルで出会った男性と女性は、最初から性癖の話をするでしょうか?
答えはNoです。
もっと一般的な話をするはずです。
そして、男性は紳士にふるまい、女性は淑女にふるまうように努めるはずです。
いきなりエッチな話をしてきたら不審者です。

ネットの出会いであっても、画面の向こうに相手がいることを常に想像しなくてはいけません。


焦らなくても、性癖の話はいずれできます。
お相手だって、そういう話をしたくないわけではないはずです。
タイミングの問題です。

お互いの人となりが分かって、楽しく会話できそうだな、と思ったときに、初めてSMの話題を切り出せばいいのです。
きっと、楽しく話がはずみます。

Sさんは自分自身を過信しない

いざ性癖の話になったらどうしたらいいでしょう?

まずはSさん側のポイントを見ていきます。
Sさんは加虐側です。
プレイの内容、レベル感は様々ですが、いつでも心に留めておきたいことがあります。
それは

一般的ではないプレイをしようとしている

という事です。
全てのSMプレイは特殊です(特殊じゃなかったらSMなんて呼ばれていないでしょう)
言葉の定義もマチマチだし、知識量も経験値も人によって異なります。

はじめから上手にはできませんし、経験済みであっても次はうまく出来ないかもしれません。

謙虚に行きましょう。

マッチングの目的は様々ですが、まずは人柄が大事です。
多くのMさんにとって、プレイの技術より「心のつながり」が大事であることを肝に銘じましょう。

心のつながりを築ける人は、素晴らしい人です。
心がどういう時に繋がるのか?
たどたどしくてもありのままに、真剣に話している時です。

実際にプレイをするときも、心構えは同じです。
未熟でも、相手を満足させたい、という想いがあればきっと通じます。

Sにはリードが求められるため、自分自身が無欠であるように振舞うシーンも、確かにあるかもしれません。仮にその試みが成功しても、長続きしません。
Mさんは、Sさんの不安をすぐに見抜くからです。

飾り立てた嘘がばれないように…と思って振舞うと、Sさん本人が不安になります。
本末転倒です。

ハイレベルなプレイを、アミューズメント的に求めるMさんも確かにいます。
でも、自分のレベルと釣り合わなければ意味がありません。

S側は、最初から完全である必要はありません。
不慣れなものは不慣れであることをきちんと伝えましょう。
そして、自分なりにどうすればよいと考えているのか、Mさんと共有して同意しましょう。

Mさんは不安な気持ちを率直に伝える

Mさんは被虐側です。
Sさんに比べると、より体や心が傷つくかもしれないというリスクがあります。
その心配を自分の中にとどめ、隠し続けておく必要はありません。
MさんはSさんに、興味も心配事もそのまま、自分の気持ちを率直に伝えましょう。

Sさんが納得できる回答をしてくれたら100点です。
100点じゃなくても、どの程度真剣に答えてくれているかはわかると思います。
真剣さを感じとったなら、別の言葉で質問してみましょう。
(いじわるしないようにね)

Sさんは完璧な人間ではありません。
あなたの言葉を勘違いしていたり、上手な文章で表現できないかもしれません。
だからといってすぐに諦めてしまうのは勿体ないことです。
せっかくあなたと向き合ってくれている人が、目の前にいるのですから。

自分にどれくらい正直であるべきか?

会う直前くらいになると、自然と性癖に関する話が増えてきます。
信頼関係ができているなら、素直に性癖を伝えあいましょう。
体験してみたい事柄を率直に書きつけてもいいですし、そこまで決心が固まっておらず、ちょっと相談してみたい…などもOKです。
性の悩み、居場所がない、自分はMなのか、関係性で重要なこと、性欲のこと…etc.

「軽すぎるかも…」「重すぎるかも…」「ちょっと変かも…」などの心配は、この際忘れます。
あなたのパートナーになるかもしれない人です。伝えられることは、伝えてしまいましょう。
具体的な話をするにつれて、お互いにフィーリングが合う、合わないが分かってきます。
ある程度話せたら、実際に会うかどうか相談をします。

Sさん側は、Mさんの気持ちに寄り添ってあげるとベターです。
が、あまりブレてもいけません。
合わない時は合わない時です。何かしらポリシーを決めておくと、一貫性が出るようになります。

ブレないように何かを決意したとして、決意の種類によっては、需要がゼロかもしれません。
需要がゼロであればマッチングしません。
そのままの自分を貫くか、ポリシーを変更するかは自由です。
あと少し頑張れば、ニッチでマニアックな思いにピッタリ合う人が現れるかも知れません。
でも、もしかしたら現れないかもしれません。

どちらになるかは、分かりません。
いずれにしても、後悔しないようにしましょう。
自分らしく振舞った結果は、自分で責任持つしかないのです。

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