僕より読者さんの方が白いゾーンを分かっている話

コラム

白いゾーンを始めて相当長い時間が経った。
僕はすごくたくさんの記事を書き、しかし、新しい記事を書くのには腰が重くなってしまった。その理由は「これはもう書いたのではないか?」と疑心暗鬼になるせいである。

記事がありすぎるので、僕はどこに何を書いたか、さらには今頭の中で思っていることを既に書いたのかどうかよく分からなくなっている。書こう書こうと思っていた事を気合入れて一本書き、いざアップしようとすると、殆ど同じ内容の記事が見つかったりする。そういう事が一度ならず何度かあったため、書き始める前に過去の記事を(既に書いてないか)ひとしきり調べる、という事をするようになって、すっかり億劫になってしまったのである。

どうせ書くなら、新しいことや深堀りしたテーマを書きたい。

あるいは、あの事を書いた記事はどこだっけ、確かに書いたはずなんだけどなあ…と探しては見つけられないこともある。仕方がない。散らかった部屋から探し物を見つけるのは容易ではない。

時々読者さんからメッセージを頂いたり、体験でお会いしたりして「あの記事がすごく良かったです」という話になると、えっ、その事ってもう書いてたっけ?とか、こんなタイトルで書いてたんだっけ、とびっくりする。

そんな時、白いゾーンは僕より、読み込んでくれている読者さんの方が詳しいのかもしれない、と感心する。

時を超えて残った文章は、過去の僕の内面である。今現在の誰かの内面と繋がるなら、それより嬉しいことはない。

コメント

  1. さち より:

    久しぶりに記事がアップされていて嬉しかったです。私は似たような記事であっても読みたいので、たくさん上げてほしいなと思います。違う言い回しになると、最初とは違ったことに気づけることがあるので。最近のエッセイみたいな文章も、お人柄を感じて好きです。

    • ハル ハル より:

      さちさん、コメントありがとうございます。
      励みになります。
      今まで「この文章は一体、何の文章なんだろう」と自問自答していましたが、エッセイと言われると確かにエッセイですね。
      目からうろこでした。

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