相談者名:Aさん
Q:
はじめまして。
恋人…ご主人様との事で悩みがあります。
私とご主人様は、飼い主とペットです。
私は首輪をつけてお散歩して、手を使わずにご飯を食べて、ご主人様の膝を占拠したり、おもちゃで遊んだりの、ペットになりたいです。
ご主人様は忠誠心の強い、そして性欲を剥き出しにしたペットが好みのようです。
ただ、私はあまり忠誠心が強くありません。興味があると直ぐにそっちに走っていってしまいます。
一応許可は貰っているのですが、ご主人様では無い人に身体を預けるのは良くないし、ご主人様もあんまり乗り気では無いです。
でも、もっともっと色んなことをやってみたい。
という風に、自我を突き通してしまいます。
すると、言う事の聞けないペットからは離れていっちゃうよ?とよく言われてしまいます。
— 中略 —
私は元々里子で、里親は直ぐに何かあったら戻されるぞという別れをチラつかせるやり方だったので、私は何かをお願いするのも、愛情を求めるのも、落ち着く居場所からはなされるのも苦手です。
ただ、人間じゃなくてペットの時は安心して甘えられます。すごく落ち着くんです。
ご主人様にとってペットが私であるように、私にとってもご主人様はご主人様だけです。
最初に拾ってくれたから、私はご主人様のペットになったんです。でも、私にはペットは向いて居ないと思うんです。
私は人に甘えたいだけ。好きなことをしたいだけなんだろうなって。ペットなんかじゃないなって…
でもそしたら、甘えることを覚えてしまったのに、安心を手放してしまうのが怖くて
いろいろ与えてくれたご主人様を何も返さずに離れるなんてできないし…
ただ、褒められて撫でられるのは別の人であっても嬉しいのです。
何かが違うのにわかんなくて、居場所と約束があるから自由に動けないのにそれがいいのに無理やりやりたいことやろうとするから苦しくて、でもできないのも苦しくて、私とご主人様にとっての関係とかプレイが分からなくなってきてしまいました…
A:
通しで読んで感じるのは「もっといろんな人と遊んでみたい」という気持ちがまだ強いのだろう、ということです。
ご主人様が居ようがいまいが、Aさんくらいの年齢であれば(注:20代前半) 性的な好奇心は強いものであり、この気持ちは当たり前のものと言えます。
これに拍車をかけているのが
ただ、私はあまり忠誠心が強くありません。
褒められて撫でられるのは別の人であっても嬉しいのです。
という、充足感が不足しているような気持ちや
言う事の聞けないペットからは離れていっちゃうよ?とよく言われてしまいます。
という不安な気持ちだと思います。
Aさんの場合はおそらく、
・まずはきっちり安心したい
・安心したうえでフルパワーで遊んでみたい
というようなところがメインの欲求のように見えます。
なので、お相手に求めるのはプレイ云々というよりは父性的な包容力なのかもしれません。
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