外イキと中イキ、女性の快楽レベルを解説

体の快楽

女性の快楽とオーガズム

一人エッチをしていて「イッちゃう」体験をした人は多いかと思います。
この、イッちゃう感覚は絶頂やオーガズムと呼ばれ、気持ちよさが頭の中で爆発して、強い快楽を感じることができます。
身体への刺激をトリガーに絶頂へと達する場合、外イキと中イキの2種類があります。

この記事では、女性の体の外イキ、中イキについて解説します。

(その他、身体への直接刺激なしでイッちゃう脳イキがあります)

外イキと中イキ

最初に覚えるのは一般的には外イキです。触りやすいし、気持ちよくなりやすいからです。
外イキは外性器への刺激…つまり、クリトリスを中心に気持ちよさを高めていくものです。

そもそも一度もイッたことがない、という人もたくさんいて、外イキは最初の壁になるかもしれません。

外イキに至るまで性感開発(性感というのは「気持ちいい感覚」のこと)の過程としては

気持ちいのかどうかよくわからない変な感じ → なんとなく、うっすらと気持ちいい → 気持ちいいけど、イクほどではない → 気持ちよくて、外イキしちゃう 

のようになっており、外イキできた段階でそれなりに進んでいるのです。

対して中イキは、膣などの内性器の感覚から発生する絶頂です。

外イキできる人はそれなりにいても、中イキできる人はほとんどいません。
僕の感覚的には10人に1人くらいです。
中イキの快楽は外イキの数倍以上と言われています。
経験者の話を聞くと、快楽の量もそうだし、方向性的にも結構違うみたいです。

というわけで、とっても気持ちいい中イキをしてみたいと考える女性は多いのですが、なかなかそこまで行けません。

どうして性的快楽を感じられるのか?

そもそも、快感はどこから来ているのでしょう?

人間は外的刺激を感じ取ることができます。
目で見てそれを光として感じとったり、声を聴いたり、お茶を飲んで熱いと感じたり、においをかいだり。

気持ちよさの直接のもとは触覚です。
触覚と快楽の紐づけはイメージしづらいかもしれませんが、例えば痒いところを掻いたとき、小さく気持ちいいな~と思いますよね。
凝ってる肩を揉んでもらったら、それも気持ちいい。
頭をなでてもらったら、首筋をなぞってもらったら、気持ちいい。
おっぱいや、下半身を触られたら、気持ちいい。

こんな風に、さまざまな触覚ベースの快楽があります。

触覚と関係しているのは、生理学的に神経と呼ばれるものです。
神経は体のさまざまなところに張り巡らされていますが、あるところには神経がたくさんあったり、あるところでは少なかったりします。
少ないところの代表はお尻です。
多いところは顔や手です。
顔とお尻を同じ強さで叩いたとして、お尻の方が痛くないですよね。
神経のが違うから、身体に入ってるくる感覚の量が違うわけです。
ピアスを耳たぶにあけるのも、耳たぶが比較的神経の少ない、感覚の鈍い場所だからです。

神経の量は性的刺激にも関係します。
乳首やクリトリスは多い場所なので、この辺りの刺激は特に感じやすいのです。

別記事では性感マッサージなんかもありまして、これはリラックスから始まって、身体の感覚を徐々に温めていって、快楽を感じ取れるように育てる…
という流れになっています。
触られるところから始まるので、刺激として分かりやすいのが利点です。

性的快感が育つと外イキになる

神経…感覚の特徴は、育つという点です。
日本人は手先が器用だと言われています。
小さいころからお箸を使うから、というのがその理由です。
2本の棒をうまく組み合わせて動かすのは実は難しいことですが、ずっとやっていると手先の感覚が育って、使えるようになります。
伝統工芸の職人さんなんかは信じられないくらい器用だったりしますが、生来器用だったという話はあまり聞きません。
繰り返しやっているうちに、微妙な違いを見たり、触ったりして感じ取れるようになって、それで精妙になっていくのです。

性的快楽も同じように育ちます。

エッチが最初から気持ちいい人もいれば、最初は気持ちよくない人もいます。差が生まれる理由は、開発の度合いです。
初めてだったらスタートラインが同じじゃないの?
と思うかもしれませんが、実はその前に一人エッチをたくさんしていると、性的な感覚が育っている状態でスタートします。
性感開発が進んでいるわけです。

いま一人エッチが気持ちいい人も、最初から強く快楽を感じていたわけではないと思います。
よくわからないけどうっすら気持ちよくて、それを繰り返しているうちに、気持ちよくなって今に至るはず。

外イキは、性感開発の一つ目のゴールと言えます。
最初は鈍かった部分の感覚が育って、大きな快楽を感じ取れるように体が変わったのです。

どうしたら中イキできるの?1…刺激を感じる仕組み

外イキは何回でも行けるけど、中イキは全然…という人もいます。

クリトリスなどの外性器に対して、膣内は極めて感覚が鈍いと言われています。
子供を産むときなどを考えると、もし敏感だったら痛すぎて困りますから、そういう仕組みになっています。

膣内はそもそも神経や感覚といったものはほぼ無いのです。
ですから、繰り返して触っても育ちません。

そうはいっても、挿入は気持ちいいよ?
と思った方は鋭いです。
これは、挿入の感覚を膣で直接感じ取っているわけではなく、その周りの触覚で感じ取っているからです。

順番を追うと

挿入 → 膣が押し広げられる → 膣周辺の、例えばお腹などの触覚が内側から刺激される → この感覚を快楽として感じ取る

というもの。

お腹なんて別に気持ちよくないけど?というのは、そう思い込んでいるだけかもしれません。


寒い時に、お腹にあったかいものを置いたら、とても気持ちいいです。
脚が疲れているときに太ももを揉んだら気持ちいいです。
お腹の奥、下腹部は普段触る機会がないだけで、そもそも気持ちよくなれる場所です。

ちなみに、くすぐったいところは神経が多く、快感が育つところです。

どうしたら中イキできるの?2…刺激を快楽に変える仕組み

それは性的快楽とは違う、といいたくなるのはもっともです。
でも、例えばもみほぐしの快楽と、性的快楽とは何が違うのでしょう?
同じ気持ちいい、のはずです。
エッチの前戯として太ももを触られたら、気持ちよくなったことはないですか?

実際のところ、身体が感じている感覚的には、そんなに変わらないのです。
クリトリスだって、エッチな気分のときじゃないときに下着が擦れたって、特に何も感じないでしょう。
人間は不思議なもので、気分によって体のモードを変えることができます。

エッチな気分の時は、どんな感覚がも性的快楽として受けとれるようになります。
お腹を押し広げられる感覚、皮膚を触られる感覚、動くたびに揺れて、その振動すら快楽として解釈する余地があります。

ここが中イキの難しいところで、気持ちよさと関係ない刺激を、気持ちよさに結び付けられるかどうかが別れ目です。
体の感覚に敏感になって、半分思い込みでも「気持ちいい」を見いだせれば、そういう感覚が育っていきます。

もちろん、中イキしてる人がそんな難しいことを考えて実行しているわけではなく
実際は中イキの前に気持ちよくなりすぎて、普段は動いている理性が飛んで、快楽じゃないはずの刺激を無意識に快楽に受け取って、中イキしちゃう。という流れと想像します。

理性じゃないところまで行ければ、気持ちイイときはすべての感覚を気持ちイイで受けとれるから、中イキもできるわけです。

難しい話!

でも、体中の感覚をかき集めて中イキに至るのだと思うと、外イキよりも何倍も気持ちいいというのは納得できる気がしませんか?

中イキ開発と脳イキ

ちょっと毛色が違うものに脳イキというものがあります。
体を触らなくてもイッちゃう、という???なものです。
嘘くさいのですけど、経験的には中イキと同じくらいか、中イキよりもややできるようになる確率が高いです。
脳イキできると、中イキはできるようになります。
だって、挿入中にイケるんですから。
ちなみに、中イキできるようになると脳イキも結構できます。

人間の身体ってとっても不思議ですね~…?

この二つが違うものかと言われると何とも言えませんが、たぶんあんまり変わらないんじゃないか?
と僕は思っています。
人間の体は、何も刺激がない状態ってのはありません。
触られてなくても、空気が少し動いたり、ベットシーツが肌に擦れたり、自分で体に力を入れたりしたら、そこから刺激が生まれます。
そういうのを敏感に感じ取って快楽に変換できたら、イッちゃうわけです。

誰もができるかというと違うんですけど、なる人はちゃんと手順を踏んでいくとなります。
話した感じとか、触った時の反応で「あ、脳イキまでいける人だ」という感覚を僕は持ちます。
この感覚を口で説明するのはすごく難しい…。
ただの雰囲気というほど不確かなものではなく、もっとちゃんとしている何かなんですけどね。

女性って本当に神秘的です。

性的快感は、育てていくもの

というわけで、外イキ、中イキ、快楽の仕組みについてまとめてみました。

性感開発には順番とコツがあります。
色々トライしながら、大切に自分の身体を育てていってください。
体の快楽を感じ取れるようになると、ストレス解消にも役立ちます。

ショートカットしてレベルアップしたい!という方は、体験相談も受け付けています。
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