エロ性感マッサージとは?
ソフトSMの中にM性感/エロ性感マッサージというジャンルがあります。
これは特に「気持ちよさ」にフォーカスしたもので、SM特有の痛いことや苦しいことが取り除かれたうえ、甘い雰囲気で進行するのが特徴です。
M性感のMはとにかく「受け身」であればよく、そのプレイにはSMのような心構えのようなものは何もいりません。
「ちょっとエッチに優しくいじめられたい」という願望を叶えやすいカテゴリです。
ここにマッサージが組み合わされて、身体をほぐしてリラックスしつつ、性的な気持ちよさもプラスアルファでM性感あるいは”エロ性感マッサージ”になります。
ソフトSMとは違うの?
この記事では性感マッサージをソフトSMの一つに分類しています。
ソフトSMは痛みではなく気持ちよさを追求するという点では似ていますが、ではどこが違うか?というと、ソフトSMは拘束具などのSMっぽい道具を使ったり、痛すぎない程度に刺激の強いものもある…という点です。
M性感の場合、気持ちよさ優先はそのままで、SMっぽい道具や上下関係が登場してきません。
M性感マッサージでもこれらの要素を取り入れることはありますが、あくまでもマッサージの延長線上にある平和なプレイスタイルと考えた方が自然になるでしょう。
分類を表にするとこんな感じです。
女性向けのエロ性感マッサージが流行っている
あまりなじみのない言葉ではありますが、概念自体は昔からあります。
特に男性向けのものは回春マッサージなどとも呼ばれ、その文字があれば普通のマッサージと容易に区別がつきます。
つまり風俗なのですが、最近はさらに女性向け風俗 … 通称「女風」がちょっとずつ増えてきており、そのプレイは主に性感マッサージであるとされています。
増えてきているということは、利用者が増えているということです。
女性が積極的に気持ちよくなるために行動するのははしたない…とされていた価値観も、もう古いのかもしれません。
増えているのにあまり聞かない言葉なのはなぜ?
性感マッサージは平和なエロですし、身体もほぐされるしでいいことだらけな気がしますが、マッサージそのものが作業的というか、お金を払ってするものという感覚があります。
だから恋人同士ではあまり「性感マッサージしよう」とはならないのでしょうね。
よく知っている人には頼みづらく、気恥ずかしいという側面もあります。
なので、エロ性感マッサージがあれば受けたいと考えている女性はそれなりに居そうなのに、体験する機会はほとんどなく、名前そのものが浸透していません。
なお”マッサージ”という単語を使うこと自体マズい場合もあるようで、中身は同じでも「エステ」「リラクゼーション」など別の名前になって分散してしまっているのも認知度が低い理由の一つでしょう。
女性向けエロ性感マッサージはどんなことをするの?
実際にどんことが行われるか、順に紹介しましょう。
3パート構成で考えるとわかりやすいです。
パート1.まずは…普通にもみほぐす
指圧的なものでもよいですし、滑りをよくするためのオイルやローションを使ってもかまいません。
モミモミします。
性的な部分に触れてはいけません。あくまで普通に癒します。
エッチの時でもマッサージほどじっくり体を触られることは中々ありません。
優しく体を扱ってもらうことは嬉しいことですし、人の手が触れる続けるとリラックスできるものです。
自分の身体をケアしているんだ、という肯定的な気持ちもプラス要素でしょう。
パート2.次は…エッチな性感マッサージ
ゆっくりと揉みほぐされたあとは、いよいよ性感パートです。
身体をケアするというコンセプトは変わりません。
でも、触れる部分が性的な部分になります。
ほぐすばかりでなく、指先でそっと触れるフェザータッチなどのテクニックも取り入れます。
気持ちよくなるには雰囲気が大事です。
どうせならエッチに触って、感度を極限まで引き出して欲しい!と思うのは自然なことです。
受ける側はその快楽にどっぷりと浸ってOKなんです。
パート3.最後は…お望みとあらばその先も…
たっぷり時間をかけた愛撫、前戯と同じですから
高ぶってそのまま…というのもよいかと思います。
気持ちよさだけではなく、ゆっくり優しく身体を触ってもらえるというのは
ちょっとした信頼関係を築きます。
信頼関係を得たうえでの性的接触をすると幸せな気分になれます。
だって、エロとかマッサージとかの前に、お互い一人の人間ですから。
(注: 白いゾーンは個人サイトですので、愛撫で気持ちよくなったら続きをするのが普通じゃない?というスタンスで書いてます。お店でお金を払ってするタイプのエロマッサージとは流れが別です。一応注記)
する側の心得とテクニック
M性感では心も体もリラックスが必要です。両方ともほぐすのに最適なのは、マッサージでしょう。どうしても最初は緊張が強いので、体にそっと触れ、肌を撫でてあげましょう。ときどき際どい部分まで指先を流しながら…
緊張が解けたら、今度はフェザータッチという技も使います。フェザータッチとは、指先で触れるか触れないかくらいの力で、サワサワと肌に触れることです。普段ならくすぐったく感じるくらいの刺激ですが目隠しと手錠で余計な感覚を奪い取り、性的な期待だけを高めに高めたあとでは、それくらいでも結構な刺激になります。
焦らしながら、ゆっくりと女体の上を指でなぞり、性感帯を探っていきます。
強く反応するところがあれば、触る頻度や指の本数を変えて、どんな触れ方が一番強く反応するのか見極めます。
そもそも性感ってなに?
・性感…気持ちよさの度合い
です。性の快楽(または快感)…が縮まって、性感という言葉になっています。一人でしていてイッちゃった時などは、強い性感を得ている状態といえます。
性感帯、という言葉もありますね。
これは特に性感を得やすい場所の事を指しています。
性感は先天的なものもありますが、育てれば育つものです。
一人エッチの経験がたくさんあれば性感も高まりやすく、あまりなければ快感を感じにくいものです。
おまけ: ミニ小説 M性感マッサージを疑似体験
瞼の上に、そっとタオルが置かれる。
視覚を遮断されたあなたは、聴覚を頼りに状況を把握しようとする。
自分の右側で、何かの音…ベッドのきしみや、衣擦れの音…がすれば、右側から触られるんだろうな、と考える。
想像の通りに、右の胸にさっと指が触れる。
暖かくて、少しだけざらついた感じ。
軽く触っては、離れて。
また、触れられる。
乳首には触れない。
もっと遠く…胸の周りの方から、ツーっと、丸く指が滑っていく。
こそばゆいような感覚に、ぶるっと体が震える。
その円が、どんどん内側に狭まってる。
ちょっとずつ、でも確実に。
もうちょっとで、先端に触れちゃう。
乳輪の外側ギリギリまで指が近づく。
あなたは、そこに触れられる瞬間を意識する。
想像して、びくりと体が跳ねる。
はっ、と吐息が吐き出される。
指と、乳首までの距離が、もうほとんどない。
皮膚の感覚が敏感になる。
もうすぐ、触れられてしまう…
??
いったん指が止まる。
数秒の時間が、そのまま過ぎる。
刺激を期待している体から、指が離れる。
離れた場所に、温かさが残って、ジンジンする。
ふっと、そんな温かさをかき消すように、息を吹きかけられる。
それは敏感になっていた乳首を撫でて、驚くような気持ちよさを生じさせる。
体がまた、びくりと跳ねる。
その瞬間、指がまた胸に触れる。
小さな円が、さらに狭まっていく。
ああ、その瞬間が迫ってくる…
意識が、限界まで、その先端に集中していく。
その先端まで、あと1センチ。
一呼吸おいて、ぴっと、先端に触れられる。
熱い。
すぐに指が離れたと思ったら、今度は急に左の胸に手のひらが置かれる。
予想外の方向から来た快楽に、大きく反応してしまう。
そのまま、指先が滑る。
あちこちに飛び火していく。
右、左、右…また、右…
そして、脚にも触られる。
太ももの内側。
そして、手が離される。
そのまま、数妙。
まだ触れられない。
どこもかしこも、敏感になっている。
一度でも触れられた場所は、ずっと火照ったままになっている。
ひりひりと、全身が熱くなる。
次に触れられる場所はどこ?
備えるべき快感の場所がわからなくなり、全身の神経が、触られる感覚だけに集中する。
つん、とまた指先が触れる。
おへその下。
子宮の上。
自分でもおかしくなっちゃったんじゃないかというくらい、ぎゅうっとあそこが締まる。
その感覚がまた気持ちよくて、体が跳ねる。
ああ、私どうなっちゃうんだろう…
まだ始まったばかりだというのに…
性感マッサージは経験の少ない女性も安心して楽しめるのがメリット
ソフトSMよりもさらにソフトに
「優しくいじめられたい」
をかなえるのがエロ性感マッサージです。「いじめられたい」のニュアンスが若干違うことも伝わりますよね?
白いゾーンではSM体験を受け付けていて、この記事で紹介したようなものはページ下部の体験相談で”性感マッサージ”にチェックを入れてもらうと、お望みをかなえることができます。
性経験がとても少ない女性からも、体験をしてみたいというお声をいただくことがあります。
SMに憧れを持っていた…というのがコンタクトのきっかけなのですが、よく聞いてみると「気持ちよくなったことがないから、気持ちよくなりたい」というのが核心であったりします。
経験が少ないので、まず体を触られることに恐怖心を持っていたり、そのせいでリラックスに至ってないというのが原因です。
性感マッサージはSMなどに比べると緊張感が少なく、ゆっくりした時間の中で自分の身体とむきあうことができるのでお勧めです。
もともとマッサージは体のメンテナンスとしてするものです。
エッチな感覚はしばらくしないと忘れてしまいますし、定期的に気持ちよくなった方が日々が充実します。
性感をメンテナンスに組み入れたっていいはずですよね。
女性の性欲も、今やそんなに隠さなくていいものになったので、いい機会かもしれません。
体験してみたい!という方はページ下部の体験相談からメッセージをお送りください。
お待ちしています。
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