ご相談者名:Mさん
Q:
初めまして。私は関東の28歳のM子といいます。旧ブログの初期の頃から存じ上げていましたが、私はどうも白いゾーンというものには合致しないような気がしたのであまり拝見しておりませんでした。その後機会があって何度か新サイトを拝見するようになり、SMには定義が無いからこそ定義しようとしているお話がとても参考になり、自分でもうまく整理ができなかったSMのことについて整理ができました。恥ずかしながらD/sすら良く分かっていなかった位です。また、当初私は白いゾーンには該当しないと考えていましたが、(分かりやすく言えばドMでドsub?)病みMや自罰的Mのお話がかなり興味深く、自分にも該当する部分があるなと思うようになりました。ちなみにパーソナリティテストの結果からは、鬱が一番高く依存傾向はあまり見られず、強迫が少々あるかなという感じです。強迫と同じくらい軽躁もありました。(4回やりましたが、日本語訳が違和感があって原文を見たり、見ても英文のニュアンスが結局分からなかったりで考え過ぎてしまい、全部違う結果になってしまったので総括するとこんな感じです)
ところでご相談というか、こんな自己分析で妥当かどうか、ご判断をお願いしたいことがあります。
それは私の10年程前の初恋の話です。もちろん自分のMをあまりよく分かっておらず、そのお相手の方の好意を引き出す為に明らかに自分の許容範囲を超えるようなこと、自分が苦痛で苦痛で仕方が無いことを耐え抜いてやってしまいました。それは自分にとってはある意味一生取り返しのつかないことです。私は、この行動は今となってはまさにバーリナーの論文にある「愛情を得るために苦痛に身をさらす」ことであったと思っています。ただ、こんなことは交際すらしていない、同意のない関係性の中では絶対にやってはならないことだったと考えています。要は、意中の人を振り向かせるために自分磨きを頑張るくらいの事が、自分にとっては相手の意向に沿うように自分を押し殺し苦痛に耐え抜くことだったのです。極端すぎるほどの自己肯定感の低さに起因していた部分もすごく大きく、自分なんかではここまでのことをしないと異性から愛されることなど無いという強迫観念もあったでしょう。交際する訳でも無い中、自分の好意に応えてくれていたうちは良かったものの、相手に恋人が出来て、自分がいかに苦痛に耐え抜いていたかをようやく自覚した時にはもう手遅れです。
過度な推し活をしてしまう方に通じる部分もあったでしょう。推しに彼女が出来たら「裏切られた」などと今までの自分の労力を自覚する方は一定数いらっしゃる印象です。
非常に困難ではありますが、こういった事情をお相手の方にしっかり説明をして、取り返せる部分は取り返したいので、もし可能であれば第三者のハルトさんからのご意見をお願いしてもよろしいでしょうか。
ちなみに、お相手の方はホストの方などではなく、またSMにも理解があります。ただ、ノーマルな方なのでほぼSMは単なるプレイだと思ってらっしゃる印象で、白いゾーンで扱っているような事柄は認知すらしていない印象です。
上手くまとまらず申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
A:
ご相談の内容について、具体的な状況や渡したものの内容が不明瞭なのでお答えしにくいですが
お相手様と関係があった当時、M子さん自身が「渡すべき」と考えて実行したのですから、後から返してくれというのは不合理な気がします。
内面の葛藤があったとしても同様です。
また、もしも交際に発展していて、今も続いていた場合はおそらく今回の問いはないでしょうから、返すことが合理的なのかどうかも一考の余地があるかと思います。
冷たいですが自己責任かな、という印象です。
また、10年前も前でかつ、悪い思い出もある中で、今になって再びやりとりをしようとするのは不思議です。
何かを返してほしいのか、ただ理解してほしいと思っているのかは冷静に考えてみてください。
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