ご相談者名:Mさん
Q:
少し特殊な人生を送っておりまして、私はxxxという病気を患っており、外出もままならない状態です。
（中略）
病気が軽快しない背景には、自分のメンタル面で歪みや抑圧といった病的さがあって、マゾ性(自罰系、トラウマ的な経験故?)サブ性、強い性欲はネガティブな影響を与えると考えています。
子供の頃から性やSMで彷徨っていましたし、外出出来ていた頃はSMバーに足を運ぶなどしていましたが、じきに病気が外出困難なほどに悪化し、それでもご主人様を作りましたが遠距離もあり会えたのは1度きりでした。
3年くらいは続きましたが。とにかく、一生懸命やってきましたが何もどうにもなりませんでした。生涯でSMやセックスの経験は数回です。
それでも本能は消せないので、多分死ぬまでのたうち回りながら逃げ続けるしか無いのでしょう。
女盛りなど、床に臥したままじきに終わりを迎えるようです。幼い頃から何よりもそれを謳歌したかったのに。せめて肉体さえ老いさらばえてしまえばここまで壮絶な絶望感に苛まれる事もないのですが。有り余る性欲を逆に低下に苦しむ人に分けられたらどれほど良いことか。
私の病気がSM含む性行為で快方に向かったらとても興味深いですが、何一つ動けないやるせなさ、ただひたすらに不条理でどこにも行き場のない感情を吐き出したくなってしまいました。
A:
(中略部分に詳細、かつネガティブな記述が多いことを受けて) 説教臭くなると嫌ですが、ひとつだけ
どうか自分を主体に考えてくださいね、ということ。
病気によってあなたが形作られ、コントロールされているのではなく
あなたという人がまずあって、病気はそれにくっついているものでしかない、と信じてほしいです。
何を言っているかというと、主観的な自己の状態と、客観的な症状の強さは必ずしも一致しない、という事です。
あなたは強すぎる症状のせいで、症状を意識せざるを得ない状況にあるのはよく分かります。
でも、気持ちを症状の方に向けすぎないことです。
何か一つの事に集中して取り組むと、その対象の事について知識や、観察眼がつきます。
従って、普通の人は気づかないくらいの微細な変化を敏感に感じ取るようになります。
これは自分の体のことにも当てはまる話です。
痛みにフォーカスし続けていると、痛みを増幅して感じるようになります。
悲しみにフォーカスし続けていると、悲しみを増幅して感じるようになります。
ずっと真面目に生きてこられたと思うので、しばらくは肩の荷を下ろしても良いのではないでしょうか。
コメント